SSブログ

三鷹ストーカー殺人事件 死刑の判断基準 [ニュース]

 東京都三鷹市で昨年10月、私立高3年の女子生徒=当時(18)=が刺殺されたストーカー事件で、殺人罪などに問われた元交際相手の無職、池永チャールストーマス被告(22)。
 女子生徒の両親は意見陳述で死刑を求めたが、検察側は「悪質性は際立っているが、死刑を求刑するのはちゅうちょせざるを得ない」と述べ、無期懲役を求刑した。判決は8月1日である。

 24日の被告人質問で「謝罪の気持ちはまだ抱けていない」と話していた池永被告。

 しかし29日の被告人質問では「全否定されたと思っていた。もっと円満な別れ方もあったと思うので、後悔している」と述べた。
 現在の心情をあらためて問われると「彼女は夢と希望があった人生を絶たれ、無念で苦痛だったと思う」
 と話した。

 首や腹を刺したことについては「急所なので狙った」と説明。交際中に撮影した画像を、事件前後にインターネットに流出させたことは「彼女の尊厳を傷つけたいという気持ちもあった」と振り返った。

 たった5日で謝罪の気持ちが抱けたそうです。
 半年以上、謝罪の気持ちが抱けなかった男が、たった5日で。
 
 死刑ではなく無期懲役になった理由がこの「謝罪の気持ち」なんだとしたら、被害者の両親は納得できないでしょう。

 無期懲役と聞くと、アメリカで言うところの終身刑。つまりは一生刑務所の中のように思えます。

 しかし、無期懲役と、アメリカの終身刑は、少し違うのです。
 ともに「一度執行されると、恩赦や死亡など刑の執行が続けられない状況にならない限り、刑が終わることがない」という点で共通しています。そういう意味で、期間の定めのない懲役です。ただ、無期懲役は仮出獄が認められる点で終身刑と異なります。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。