ブラジル人サポーターもゴミ拾い？

　先日、ワールドカップで日本が試合に負けたにも関わらず、試合後にゴミ拾いをする日本サポーターが世界中で絶賛されているという記事を読んだのですが、どうやら、それに習った国が現れたようです。
　その国は・・・何と開催国のブラジル。
　今朝、ドイツ対ブラジルの試合を見たときはびっくりしました。7点って・・・・野球みたいなスコアだなぁ　なんてサッカー素人の不肖私は思ってしまったのですが、それ以上のサプライズが試合後に待ち構えていました。
　地元テレビなどによると、サンパウロとクリチバでは、運行中のバスを止めて放火する事件が少なくとも７件発生。サンパウロではバス会社の車庫のバス約２０台も放火されたほか、家電・家具販売店では、商品の略奪も起きた。
　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶句です。
　スタジアム内のゴミ拾いだけでは気が収まらなかったのか、外に出てバス（燃えるごみ？）をその場で焼却処分してしまうなんて。やっぱりブラジル人はスケールが違いますね。バスを燃えるごみと解釈するあたりは、これが文化の違い　というやつなのでしょう。
　さらには、家電・家具販売店にまで赴き、店内の掃除を買って出るその姿勢。
　感服です。
　商品を略奪したなんてとんでもない。きっとその商品が今後及ぼす災難を危惧したサポーターの粋な計らいなのでしょう。

　ドイツさん、決勝頑張ってください。応援してます。